5月29日に第1回ACCC「土どろ・ウォーキング」を開催しました。
センターを出発して、愛知県陶磁美術館の学芸員の佐藤一信副館長さんと一緒に愛知県陶磁美術館へ向かう道すがら、いろいろな場所で土を採取する「ひみつの土さがし」をしながら歩く、あそびのプログラムです。自己紹介をしたら、土を採取するスコップを持って出発です。

   

順番を決めて1人ずつ気になったポイントで「土」を採取します。さわってみたり、においをかいだり、観察をしたら透明の筒に入れていきます。

   

採取した「土」の場所は地図に書き込みます。

だんだん筒の中が地層のようになっていきます。色が違ったり、粒の大きさが違ったり、違いそうだと思ったけど意外と同じ感じのところもあったりします。途中で佐藤さんから枯葉や虫などいろいろなものが長い長い時間をかけて土になることを教えてもらいました。

   

愛知県陶磁美術館の敷地内に到着すると、普段は入ることができない木のトンネルを抜けて「秘密の土」の場所へ。黄土色の土に水をかけて練ると粘土になりました。

 

そして館内の展示室に入り作品を鑑賞します。普段はしないような鑑賞の仕方もしてみます。上から見たり、真下から見たり、座ってみたり、角度が変わるとどんな風に見えるかな?「街みたい!」「3本足の鳥にみえる!」作品を見る角度が変わると感じ方も変化し、子ども達の想像は尽きることがありません。

  

帰ってきたらみんなで採取した「土」と地図をみてみます。

 

探検する楽しさや、自然の不思議、作品を鑑賞する楽しさなど、それぞれいろいろなことを発見できた1日でした。