夏季特別企画「なんだかうれしい!2015」では、アーティストによる、なんだかうれしいを体験するプログラムを実施しています。

その第1弾として、連携企画として愛知県陶磁美術館で河村るみさんによる「ビュートレス」を実施しました。
美術館のロビーの窓ガラスから見える風景をクレヨンでなぞる、シンプルなプログラムです。

これまでセンターをはじめとして様々な場所で行われてきた「ビュートレス」ですが、
今回は美術館ということで、どうなるのかワクワクしながら実施しました。

子どもだけでなく大人だけできた人も、説明を聞いて一本線をひきはじめると、次第にのめりこんで細かいところまで熱心になぞっていきます。
みんなが同じ場所から同じものをなぞっているはずなのに、目線の位置や角度などによってそれぞれかわっていきます。
「どこから見たのかな」となぞられた線が風景と合う位置を探すのも楽しいあそびの一つになります。

計らずも「ビュートレス」に遭遇した人々の「なにやってるんだろう」「おお!すごいね」といった声からは、
理由はわからないけど、心が動くそんな空間になっていたことが伝わってきました。

 

「ビュートレス」は8月31日まで愛知県陶磁美術館でみることができます。展覧会とあわせてぜひどうぞ!

「アーティストのなんだかうれしい」は残り8回!詳しくはHPをご覧ください。