あのねっと 今号の特集テーマ 「ほめる」子育て  
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編集部 「わたし流」を貫きたいとき、どのように周囲との折り合いをつけていますか。
伊原さん 自分の活動ができるのは、家族の健康と理解があってこそ。気持ちよく送り出してもらえるように、日頃から子どもの要望も聞くようにしています。それから、私が帰宅すると「どうだった?」と子どもが聞いてくるので、自分が体験してきたことを話してあげます。主人は、私が外に出ることにたぶん賛成ですが、忙しくて夫婦で会話する時間が少ないので、毎日のお弁当作りが主人のために私ができることだと思っています。
藤島さん 好きな美術鑑賞や音楽鑑賞に出かけたいときは、半日ぐらいダンナさんに子どもを預けます。私の両親は、私が子どもを預けて出かけると言うと「恵まれているね」と言います。私もその状況に感謝し、お互いにその気持ちを大切にしたいと思っています。
うちの子も私が帰ると「何してきたの?」と聞くので、子ども扱いせずに母親の楽しみについて伝えています。
辻さん お互いにギブ&テイクの気持ちが必要だと思います。たとえば私がひとりで出かけるときには、主人に後ろめたさを感じることなく子どもを預けて行きたいので、休日に主人の飲み会などがあるときには、反対せずなるべく行ってもらっています。また、時々子どもを預かってくれる実家の母に感謝の気持ちを伝えたり、たまには母の手伝いをすることも大事だと思っています。
権田さん 自分ための時間を持つことは、私の場合あきらめています。少し前までは私がいないと子どもが泣いてしまい、主人と子どもだけでは一緒にいられない状態でした。病気など緊急のときは、県内に住んでいる主人の両親にお世話になることがあります。メール交換もよくしていて、私からは子どもの写メールを送って感謝の気持ちを伝えるようにしています。
川原さん 「わたし流」を貫くには、正論であっても強く要求するのではなく、相手の努力に感謝することが大切です。コミュニケーションにおいては量よりも質が大事で、基本的には相手を認めること。自分が認められていれば、相手が困っているときに協力する余裕が生まれます。それと、できることは一生懸命にやるという姿勢があれば、いざというときに手を差しのべてもらえるのではないでしょうか。自分が子育てしやすい関係は、まわりの人も子育てしやすい関係であることを、お互いに意識できるといいですね。