あのねっと 今号の特集テーマ 「ほめる」子育て  
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編集部 子育てでお忙しいと思いますが、何か社会とのかかわりはお持ちですか。
伊原さん 上の子が1歳になったころ、内職を始めたのにすぐにやめてしまったことがあります。子どもの昼寝の時間を利用するつもりが、内職を始めたら昼寝をしなくなってしまって…。それで、今すぐ社会とかかわらなくてはと焦るのではなく、時期が来たときにできることをしようと自分を納得させました。今はふたりとも小学生になり、月10日ほどの仕事と、子育てサークルの託児ボランティアなどをしていて、家事や子育てとのバランスがとれた日々を送っています。
藤島さん 私は今、何か社会とつながりを持ちたいと思いながらも、子育てと家事であっという間に過ぎる毎日にジレンマを感じています。家庭に入ると、主婦・母としての自分を出すことはできても、私個人を出すことはなかなか難しい。もっと自分が興味を持っていることについて人と深く話をしたり、発信できたらいいなと思います。上の子が幼稚園に入ったときに、市の講座や合唱に参加できましたが、今は下の子に手がかかるので、無理せずあいた時間にできそうなブログから始めてみようと思っています。
権田さん まだ2歳の双子がいるので、仕事をしたくてもできない状況ですが、少しあいた時間にブログを書いて世間との接触を持っています。子育てのことなどを書くと、見てくれた人たちがコメントを返してくれるんですよ。子どもと一緒にずっと家にいるとストレスがたまるので、児童館の遊びの催しや双子サークルなどに親子で参加しています。
辻さん 子どもが小さいので、今は子育てを楽しみたいという気持ちです。でも、社会とのかかわりがなくなると視野が狭くなり、子育てに影響してくるのではないかと少し心配です。社会に目を向けているお母さんは、何でも真に受けるのではなく上手に解決しているように見えるんですが、社会とかかわるにはどんな方法が一番いいのか、まだ見つからない状態です。
川原さん 家庭に入った場合に心配なのは、家庭の中だけに価値基準を置くことになり、そこで何か失敗すると「自分はダメなんだ」と思ってしまうこと。家庭以外にも評価される場を持っていたほうが、視野が広くなりストレスに強くなる気がします。社会とのかかわりは仕事以外にもあり、私は子どもが2歳のときに子育てサークル活動から始めました。また、先の見通しが立てば気持ちがラクになりますし、自分の中で優先順位をつけて今できることをひとつでもやっていれば、前向きになれると思います。
 「ママ・ぷらす」では、子育て以外の話をする場を設けていて、いろんな話題が出ます。子どもを通して知り合った友だちでも、少し勇気を出して自分から子育て以外の話をしてみると、乗ってくる人もいるのではないでしょうか。