あのねっと 今号の特集テーマ 子育て、親育ち  

「子育ては親育ち」と言われるけれど、どう思う?

若松さん 親育ちと思って子育てしているわけではないですし、あまり意気込まないほうがいいと思います。いろんなことに対する親としての気づきの積み重ねが、結果としてその人の人格を育てるのではないでしょうか。
澤田さん 自分の至らなさに向き合いながら子育てしていくことが、親育ちにつながると思いますが、まだ自信がありません。子どもは徐々に成長していくので、私も子どもの成長に励まされながら、何とか毎日がんばっている状態です。
礒部さん 親育ちは、子育てをしている人なら必ずできることで、自分の親もまだ私や弟・妹のことで悩んでいるので、私も死ぬときまで親育ちしていくのかもしれません。それに、親育ちをしていると思うことによって、子育てにゆとりが生まれる気がします。
岩田さん 子育てをするなかで子どもから学ぶこと、自分の未熟さを知ることがあって、その都度、立ち止まって考えながら、親として育っていくんだと思います。入園や卒業などの節目ごとに実感することもあるのかなと感じています。
古田さん いま子育てにすごく手がかかるので、親育ちを考える余裕がない状態です。ただ、たまに「ママ、ダメだよ」と注意されることがあり、それによって私がふだん子どもにこんなことを注意しているんだなと教えられます。
中川さん 自分の子育てはこれでいいのかと考えることもありますが、子どもがいることで今まで知らなかった世界を知らされたり、自分の悪いところにも気づかされて、子どもに感謝しています。
後藤センター長 孫がいる私も、私の子育てはこれでよかったのかとか、まあ大丈夫とか、思うことがあります。この前、90歳になる母が私の子ども時代のことを話してくれたんですが、母が私に対して思っていた子ども像と、私自身が子どものころに思っていた自分像とが、けっこう違うことに気づいたんですね。いくつになっても親子の間で気づかせてもらえることがあり、ありがたいものですね。