1998年度アートと遊びと子どもをつなぐプログラム

◎かりものパレード[アースダイビング]

かりものパレード1子どもたちが来館者に直接お願いして人型や所持品、館内の備品などを貸してもらいます。そのシルエットをカラフルな紙に型取り、切り抜いたものを集めます。

かりものパレード2室内の一部を自分のエリアとし、それらを並べて再構成します。空間へのイメージを膨らませながら他人と交渉し、遊びとしてコミュニケーションを楽しむことのできるプログラムです。

◎環境や知ろうべ-[石松丈佳]

環境や知ろうべ-1だれかが置いていった不思議なタネが3つおちています。それらを見て触って、 そこから何かを感じ取ってもらい、自分なりの表現方法でビジュアル化し、テープ状のキャンバスに 表現してもらいます。

環境や知ろうべ-2その後一週間館内にて展覧会を行います。このプログラムの主な特性は、モノが置かれる環境に出逢ってはじめて生起する「動き」であり、緊張感です。

◎自分のための「巣」をつくる[マスダマキコ]

自分のための「巣」をつくる1子どもたちが「巣」という空間を自由な発想でとらえ、身近な生活用品で自分自身のためだけの「巣」=空間を、素材の選択や組み立て方を工夫しながら作っていきます。

自分のための「巣」をつくる2実際に自分が入ってみた感触や体験から、人間以外の生物にも考えをめぐらし、また作る過程で個の空間から集合する空間へと変化し、他との関係性を創っていくこともできます。