自分なりの重さの単位を決めてみよう。どうやって単位を決めるかは、自由だけど、たとえば、中に水を入れた500mlのペットボトルや乳酸飲料の空き容器、石、消しゴムなどを用意して、それぞれ、1ペット、1ニュー、1ストーン、1消しなどと呼んでみることにする。そして、片手にその1単位を持ち、もう一方の手で何かを持って、何単位かを自分で測って宣言するよ。運動靴は1ペットとか、漫画の本は5ニューとか。何を一単位にするかで、重さも変わってくる。友達同士でいいあいっこして、楽しさをふくらませよう。
お父さんの服の大きさを知っているかな。ちょっと借りて、着てみよう。思っていたより、ブカブカだよね。また、学校の朝礼台やいつも乗っている車がどれくらいの大きさか知っているかな。長いひもを用意して、縦と横の長さを測ってみよう。そして、そのひもを家の中に持ってきて、置いてみよう。なにげなく見ているとそんなに大きく感じないのに、実際に測ってみるとものすごく大きいもの、他にもいろいろあるよ。探してみよう。
実際の大きさをそのまま移した横断歩道が、1階プレイアトリウム南側の床に、日本女子三段跳び記録(13メートル35センチ)に挑戦できる場所が1階北側スロープに、また、恐竜の骨(プラキオサウルスの後ろ足)の実物大そっくりのものが、体験ゾーン森の中にあるよ。愛知県児童総合センターに来たら、ぜひ探してみてね。
体の一部を単位にすることで、いろいろなものを測ってみたり、みんなと合作したりしてみよう。いずれも、愛知県児童総合センターの特別企画「まる・ち・ぷる・あーつ」で紹介されたあそびです。
びりびり破ったその後は?
新聞紙、画用紙、水性カラーマーカー、はさみ、セロハンテープ、巻尺
新聞紙1枚を端から上下交互に細長くやぶいていき、ひもを作る。
画用紙にマーカーで自分の手形をなぞり、名前と年齢を書き、マーカーに沿って切り取る。
数人ずつのチームを組み、新聞紙のひもをつないでいく。
(つないだところに、ひもを作った人の手形を貼る。)
チームごとにひもをつなげ、長さを競う。
上下交互に細長くやぶいていく。
どんな色と模様ができあがるかな。
厚紙(1.5×30cm位)2枚、クレヨン、わりピン、水性マーカー、円形の色メジャー
約1.5cm幅の帯状の厚紙2枚を、自分の手首から肘までの長さに切る。
切った2本の厚紙の両端に穴あけポンチで穴をあけ、わりピンでとめ、V字の分度器を作る。
測ってみたい場所の角度を測り、12色に色分けをした円形の色メジャーの上にあてる。分度器が指し示した色彩のマーカーやクレヨンだけを使って、模様を描いていく。
繰り返し、他の場所の角度も測る。
完成した「ドキドキぶんどき」は、他の子どもの作品とつなげて、大きな形を作って遊べるようにする。
長い長い巻き尺で、何を測ろうか。
ケント紙(縦20cm×横18cm位)、クラフトテープ、クレヨン、三角定規、はさみ、水性マーカー、ナンバーリングマシーン、手のひらメジャー巻き取り機
小指を用紙の端にあて、大きく広げた手のひらの形を写し取る。
写した形の親指側に三角定規を当て、垂直線を引き、はさみで切る。 親指から小指までの幅のその人の「手のひらメジャー」になる。
マーカーとクレヨンで自由に色を塗ったり、模様を描いたりする。
ナンバーリングマシーンで完成した順に通し番号をつける。
完成した「手のひらメジャー」は、クラフトテープで他の子供とどんどんつなげていって、巻き尺のように巻き取り、みんなで長いメジャーを作る。