汗かくメディア2020受賞作品公開展示

アートと遊びと子どもをつなぐメディアプログラム汗かくメディア2020受賞作品公開展示

終了しました

  • 会期
    2020年10月17日(土)から11月1日(日) 土・日曜日を中心に体験プログラムを実施、平日は展示となります。
  • 会期中の休館日
    10月19日(月)、26日(月) 
  • 時間
    10:00ー16:00(開館時間は9:00-17:00)

愛知県児童総合センターでは、子どもたちの健全な育成を支援する「遊び」に「アート」を取り入れることで、新鮮な気づきを生むあそびのプログラム開発に取り組んできました。
遊びの中で子どもたちは、緩やかなルールのもと、自由に自分を表現し、認められ、受け入れられる体験をすることや、他者との間で自分自身を確かめることを経験し、自分の感性に自信を深め、自分自身の確かな存在を持つ基盤をつくっていきます。子どもたちの成長にとって重要な要素である「遊び」に「アート」が加わることで、新しい視点や表現を提示し、子どもたちを日常の縛りから解放し、さまざまな気づきや驚きが生まれるような体験をもたらしてくれると考えています。
あそびのプログラム開発の一環として開館当初からおこなってきた公募では、これまでに多種多様なメディアを介したあそびのプログラムが提案され、子どもたちが自由に考え工夫し、柔軟に発展していく、心も身体も汗をかきながら遊ぶことのできる新しい遊びを実現してきました。今年も「汗かくメディア賞」として選出された3つの作品から、どんな遊びが実現したのか実際に体験してみてください!

※新型コロナウイルス感染拡大の状況によって変更する場合があります。

きょくせんとちょくせん

垂谷 知明

「きょくせん と ちょくせん」は、人生ゲームと将棋を掛け合わせたようなゲーム性があり、子どもも大人も誰にでも描ける絵画です。ふたりでペアを組んで、交互に曲線と直線を描きながら、連想ゲームのようにイメージを出し合います。山や海、みかんにペリカン、天使にかぐや姫、遭難してウグイス、踊り子号に水芭蕉―。そんな、めくるめく二人の冒険のプロセスが、一枚の絵となり、物語となって結晶化されます。

プロフィール
1984年京都府舞鶴市生まれ。2007年に大阪芸術大学を卒業後、子供服メーカー、知的障がい者施設などの職を経て画家となる。主な展示歴に、「Adding Dimension」(2011年, 香港)、「第19回 グラフィック 1_WALL」(2018年, 東京)、「ファン・デ・ナゴヤ」(2020年, 名古屋)など、国内外で活動中。彼のライフワークとなりつつある「曲線と直線」シリーズは、絵画療法などをヒントに2018年に考案、以後50名に及ぶ方々と制作を行う。

heartbeat plus

勝部 里菜・内山 俊朗

heartbeat plus(ハートビートプラス)は、心拍数の上げ下げを用いたあそびです。心拍数とは1分間に心臓が拍動する回数のことで、子ども大人に限らず人間を含む全ての動物に存在するものです。心拍数はとても身近なものですが、普段あまり意識することはなく、自分の意思で完全にコントロールすることも難しいです。このような心拍数の特徴を利用して、みんなで楽しめるあそびにしたのがこのheartbeat plusです。

プロフィール
[勝部 里菜]筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 博士後期課程 デザイン学学位プログラム 1年/筑波大学 大学院 人間総合科学研究科 博士前期課程 感性認知脳科学専攻 修了
[内山 俊朗]筑波大学 芸術系 准教授/筑波大学 大学院 芸術研究科 デザイン専攻 修了

おふとんDJ

大久保 拓弥

布をこすったときの音、布と布のこすれる音を集音し、DJのスクラッチプレイに見立てる作品です。
参加者は、ターンテーブルを模したベットに寝転び、手足を動かして布をこすります。
布をこするスピードやタイミングを変えることで音の高さやリズムが変化します。
毎日利用する服や布製品から出る音を普段意識することはほとんどないですが、この作品を通して、それぞれの素材が持つもう一つの側面の面白さを認識してもらえたらと思います。

プロフィール
1993年生まれ/愛知県出身。
アート・デザインなどの分野にとらわれず、プログラミング・グラフィック・WEB・映像など様々なメディアを用いた作品を手がけています。

機材協力

※プログラム内容は予告なく変更することがあります