あのねっとリポート 1
親も子も参加して賑やかに!
子育て支援NPO「まめっこ」が
認証パーティーを開催。
 子育て支援のNPO「まめっこ」が、特定非営利活動法人(NPO法人)として認証された記念パーティーが、2000年6月25日(日)にウィルあいちで行われました。 1992年の結成以来、親子教室等の支援を続けてきており、その教室に参加した親子が100名近く集まり、認証を祝いました。代表の丸山政子さんは「この日を迎えることができたのも、皆さんの支援のおかげです。法人を目指して学習会を重ね、今年の2月に子育て支援としては愛知県で初めて法人格の認証を受けました。今後も会報「ぴーず」の発刊、賛助会員の募集やスタッフの養成講座などに応援をお願いします。」と挨拶。また今後の抱負として「まだボランティア的要素が強いけれど、社会に認められ自活できるような働き方をめざしたい。また子どもやお年寄りを抱えていても働ける場として、モデルになれたらと思います。そのためには利用者から参加費をもらうだけでなく、助成金や企業からの支援も得られるよう働きかけていきたいですね。」と丸山さん。会場で元「まめっこ親子教室」参加者の声を拾ってみました。
●井上さん/夫の親と同居し子育てしていた時、社会に出たい気持ちや子育てにいろいろ疑問を持っていた。自分の言葉でしゃべれる場を探して見つけたのが「まめっこ」で、当時のスタッフやお友達とは今でもつき合ってる。夫も「まめっこ」には参加してくれるし、父親の育児参加は絶対に必要。男性や会社も含んだ社会的な子育て支援のきっかけづくりを「まめっこ」にも期待している。
●石黒さん/実家が遠く、子育て中も不安で精神的な助けが欲しかった。子ども中心の教室が多いなか「まめっこ」は親も主役になれる教室で「自分のことを話してもいいんだ」と思えた。ディスカッションの時には、場にいながら子どもから離れられ、話し合いのテーマに集中できた。当時の友達とは今もつき合いがある。「まめっこ」には今後も、行き場がないお母さんの助けとなる場をつくってほしい。

役者あまぐりゆみこさんによる「南京玉すだれ」の披露
●加門さん/夫の親と同居で夫が土日も出勤し、思うような子育てができず、話し相手もいなかった。そんな時に知った「まめっこ親子教室」は、母親でも嫁でもない自分を受け入れてくれた。話ができなくて手紙を書いたら、スタッフから返事がきて、それがとてもうれしかった。教室には3年間ほど通い、今はスタッフの一員になりました。お母さんだけでなく、子どもも高齢者も「ひとりぽっち」を作りたくないと思う。
●勝野さん/初めて住む場所のうえ、子どもが毎日泣いてばかりで辛かった。児童館主催の講座への参加がきっかけで、「まめっこ」の親子教室にも参加するようになった。いろいろな話が聞けて自分の方向が分ってきた。話し合いでは、参考になったり落ち込んだりもしたが、経験したことのないことにも出会えた。当時の友達とは今もつき合いや手紙のやりとりがある。「まめっこ」をもっと多くの人に知ってもらいたい。
*子育て支援のNPO「まめっこ」の関連記事を、特集3に掲載。

元「まめっこ親子教室」参加者の西野さんによるバリ・ダンス

 
あのねっとリポート 2
自然の不思議に出会えましたか?
愛知県児童総合センター・夏季特別企画
ネイチャー・ワンダーランド2

- 自然・ひかり・遊び
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 7月20日〜9月17日まで愛知県児童総合センターでは、夏季特別企画として「ネイチャー・ワンダーランド2ー自然・ひかり・遊び」を開催しました。遊びを通して、見過ごしがちで身近な「自然」に新鮮な驚きと気づきの体験をするプログラムです。体験のコーナーでは美術作家・前田光彦(てるひこ)さん制作『光の劇場』を中心に、鈴木理(あや)さん制作『ここにあったもの』や『ひかりの森のファッションショー&スライドあそび』。特別プログラムとしてデザイナー・高遠(たかとお)やす子さんのワークショップ『夢のタネ』。さらに「みんなであそぶプログラム」や「つくってあそぶプログラム」「なるほど体験カード」「ネイチャー・ワンダーランドたんけんツアー」などが行われました。その一部をご紹介します。

 体験のコーナー 
【光の劇場】
 水の広場の、滝の裏側に出現した大きな光の壁は、竹の筒を通して光を感じる前田光彦(てるひこ)さんの作品。うす暗い通路にキラキラと光が入り込み、滝の音が響き竹の香りが漂ってくる。「なるほど!体験カード」を持って訪れる子ども達も、竹筒に触ったりのぞき込んだりしながら無言で見入っていました。
【ここにあったもの】
 造形スタジオ内の、迷路のような空間は、鈴木理(あや)さんが制作した、心の中に光を感じる空間造形。和紙の材料「こうぞ」を煮て薄く伸した帯状素材が幾重にも吊り下げられた静かな空間。子ども達ははだしになり、紙製の「昆虫めがね」から入る光を頼りに、「こうぞ」の帯の迷路を楽しんでいました。
【ひかりの森のファッションショー&スライドあそび】
 チャレンジタワーでくり広げられたのは、白い衣装を着て、自分自身がスクリーンになりいろいろな自然物を映し出す「スライドあそび」とファッションショーをミックスした遊び。子ども達は色鮮やかな花に変身した自分の姿に、感嘆の声をあげていました。

 特別プログラム 
【夢のタネ】
 チャレンジタワーで、「森の木はどうしてできる?そう、種から芽が出て木になるよね。森でちょっと変わった3つの種を見つけました。その種からはどういう木ができるかな。
 みんなで自由に考えて木を作り大きな森を完成させよう。」と子ども達に話しかける高遠やす子さん。〈アートと遊びと子どもをつなぐプログラム1999〉で提案されたこのワークショップの提案者・高遠さんは、自由に発想できること、家と違う大きな空間を使ってみんなでものづくりを楽しむことが大切と言います。

 なるほど!体験カード 
 30種類ほどの体験カードから好きなものを選んで、センター内外の自然の不思議を体験・発見する、おなじみで子ども達に人気がある遊びです。今回は「ひかり」をテーマにした新しいカードもたくさん用意され、子ども達は連れ立って、館内のあちこちでさまざまな体験をしていました。


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