食べる「義務」から「楽しみ」へ。
 あのねっと第10号の「食」をテーマとした特集記事を興味深く読みました。娘(小1)の小学校で「心と体の健康は食生活から」と題したお話があり、家庭での食に関するアンケート結果 や子どもの食に対する考え方を聞いて、「好き嫌いをどうやって直すか」が中心だったことが気になりました。私はそれだけでなく、食事の前によく体を動かしたりして、お腹がすいているかどうかも問題ではないかと思います。
 今は「食べる」ことが義務になってしまい、子どもたちがブロイラー状態なのが心配です。「なぜ人間は食べなければ生きていけないか」や「食物への感謝の気持ち」について、子どもたちと話し合うべきです。「食べることは楽しい」という本来のあり方から、「食べさせられる」といった状況になりつつある今の子どもたちに、食の大切さを知ってもらいたいと思います。
 学校の給食は偏食を直すいいきっかけとなりますね。皆がおいしそうに食べていれば、「ちょっと食べてみるか」という気にもなるだろうし、朝食からだいぶ時間がたっていて、かなりお腹もすいているはずです。家庭であまり出さない食材で「食わず嫌い」のものも多くあるはずですが、栄養士さんがとても配慮してくださり、苦手な食材もおいしく調理してくださっています。お母さんも毎日の食事作りは大変ですが、子どもも巻き込みながら、なるべく「〜の素」とか加工品に頼らない食生活になるよう頑張りたいものです。
(宝飯郡一宮町 小林浩江)

息子は意外にしっかり者?

 8歳の息子のある日の言動です。朝、着替えをするとき、ポロシャツの一番上のボタンがかかったまま首を出そうとしていたので、ボタンを外してあげると、一言「すまないねェ」。ズボンは前後反対、シャツが出ていてもおかまいなしで、いつになったらしっかりするのかと思っていたら、買い物に行ったときにおつりをチェックして、レジのお兄さんに「5円足りないよ」。でも、お風呂上がりにはパンツを頭にかぶって踊っていました。少しずつ大人になっていくんだね。
(名古屋市 N.K.)

新聞の天気予報で漢字を覚えた長男。
 4歳の長男は新聞の天気予報をとても楽しみにしています。毎日いちばんに新聞を広げて、「今日の名古屋は晴れだよ」「朝は4度で昼は17度」「札幌は雪じゃなくて雨だ」「那覇なんて朝が17度」と、とっても楽しそうに家族みんなに教えてくれます。天気予報を見るようになったおかげ(?)で、朝刊に載っている名古屋から那覇まで22の都市名を暗記して、漢字も読めるようになりました。時々、テレビを見て「あっ、高山の高だ」など、知っている字が出てくると喜んでいます。子どもは自分が興味を持ったことには驚くような能力を発揮するんだなと思うこの頃です。
(名古屋市 K.M.)

おそるべし!? 3歳児の行動力。
 階下の友人の家にビデオを借りに行き、5分ほど留守にしていた間に、3歳の息子が宅急便の荷物を一人で受け取って部屋の中に入れてありました。家に帰ってびっくりする私に「荷物もらったよ」と息子は得意げに教えてくれました。子どもの行動力をなめちゃいけませんね。
(一宮市 T.T.)

小さな自然を探そう。
 最近、開発が進んで世の中が便利になりました。でも自然がだんだん失われて残念です。お休みの日にでも、残された田んぼのあぜ道や野原を歩いてください。こんな光景を見つけると心が休まり、自然の美しさを感じます。 写真/レンゲの花で遊んでいるカマキリの赤ちゃん。平成13年4月29日、海部郡飛島村で撮影。
                       (名古屋市 森宏)

幼子の心づかいに病気も吹っ飛ぶ。
 先日、私はカゼ気味のため子ども(2歳)より早く寝ました。次の日の朝、子どもは私の顔を見るなり「お母しゃん、もうカゼ大丈夫?」と心配顔で聞いてきました。「もう大丈夫だよ」と答えると「あーよかったー」と子ども。まだ少し熱っぽかったけど、子どもの顔を見ているとカゼもどこかへ吹っ飛んでしまいました。
(豊田市 りょうママ)

息子の「うまい!うまい!」に感激。
 もうすぐ2歳になる息子が「うまい」という言葉を覚え、食事をしながら「うまい!」を連発。すごーくうれしいです。作りがいがあるわ〜!! でも意味わかってるの!?
(大府市 Y.M.)

「良い孫」を演じて、おばあちゃん孝行。
 おばあちゃんち(夫の実家)に帰省すると、当然、私は一生懸命「良い嫁」をするわけですが、気がついたら8歳の娘もずいぶん「良い孫」をやっているのです。(似たもの親子?)そのため名古屋に戻ると反動が……。「小さいうちから気をつかっているのね」とわかるので、数日間は大目に見ることにしています。こうして「社会性?」を身につけていくのでしょうか?
(名古屋市 まつぼっくり)